東京都小金井市は、従来の方針を見直す「新庁舎・(仮称)新福祉会館複合施設建設事業」で、現時点で想定される最短スケジュールをまとめた。2027年3月に新たな方針を公表した上で、同年12月から28年5月にかけてDB(設計施工一括)方式で事業者選考プロポーザルを実施する。その後、28年7月から30年6月までに基本・実施設計をまとめ、30年7月から工事に入る方針だ。33年10月の供用開始を目指す。
これに伴い、27年には市民説明会やサウンディング(対話)調査も実施する。同年9月補正予算に事業者選考の関連予算、30年度当初予算に造成工事関連予算の計上を予定する。
一方、財政計画の検討状況や、基本計画の改定、基本設計先行型DB方式を採用した場合などには事業スケジュールが延伸する可能性も示唆した。33年10月の供用開始は、最大で4年延伸する可能性を含むとしている。
白井亨市長は9月の第3回定例会本会議で、建設工事費の上昇を理由に従来の方針を見直すことを明らかにしていた。15日の庁舎等建設及び公共施設マネジメント推進調査特別委員会で、市長は「今後は、財政的見地から適正な事業規模や建設時期を早い時期に見定めることが必要となる。財政計画の基本的な考え方を早急に検討していく」と説明した。
