愛知県は7日、常滑市の中部国際空港とその周辺エリアを対象に募集していた統合型リゾート(IR) の事業実施にかかる具体的な提案について、民間事業者から参加表明書の提出があったことを公表した。 適正な競争環境を確保する必要性があるため、事業者名・数などの応募者に関する情報は非公表としている。
名称は 「中部国際空港島特定複合観光施設設置運営事業」。今後、 2026年度冬ごろまで競争的対話を実施する。27年3月23日まで提案審査書類を受け付け、 同年春にかけて設置運営事業候補者を選定して基本協定を結ぶ。
県は、中部国際空港とその周辺エリアにIRを整備することで、MICE(国際的な会議・展示会など)を核とした国際観光都市を実現し、県の経済や観光活性化を目指している。
3月にまとめた実施方針によると、事業の予定区域は常滑市セントレア4、5の県有地など約50ha。県から設置運営事業者に貸付か売却する予定だ。区域内の既存施設の愛知県国際展示場は売却する。魅力増進施設や送客施設、宿泊施設、来訪・滞在促進寄与施設、カジノ施設を設ける。事業期間は35年。
選定後の27年5月6日から11月5日までに候補者と区域整備計画を作成し、県公安委員会と常滑市の同意、県議会の議決を経て国へ認定申請する。
国の認定後に実施協定を結び、土地と国際展示場を引き渡す。
