コスモエネルギーホールディングスと岩谷産業は、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所で、既設水素製造装置の復旧と液化水素プラントの新設を進める。復旧する水素製造プラントの投資額は約200億円、新設する水素液化プラントは約300億円を見込む。ともに2030年の稼働開始を目指す。
コスモ石油が休止中の水素製造装置を復旧し、製造した水素を石油精製プロセスに活用するとともに、その一部を岩谷産業グループへ供給する。岩谷産業グループは、製油所構内に新設する液化水素プラントで水素を液化し、ローリーで国内需要家に販売する。
コスモエネルギーグループは石油製品の精製工程で必要な水素を安定的に製造・調達し、製油所の安定操業と製品安定供給の基盤をさらに強化する計画。一方、岩谷産業グループにとっては国内で4か所目の液化水素製造拠点となり、水素の安定供給によって需要拡大に対応する。

