別海町は、別海町ふるさと交流館再整備の基本計画・基本設計(案)をまとめた。現在の温浴機能に加え、宿泊、飲食、物販機能を新たに加えることで、町民に憩いの場を提供し、福祉向上と健康増進、他市町村との交流を深める。既存の温浴棟の運営を継続しながら、現在の宿泊棟やロビーなどの内装・設備改修を進めるとともに、新たな温浴棟を施設西側に増築する。再整備に関わる事業費は25億円を見込む。
ふるさと交流館の規模はRC造2階建て延べ2022㎡。所在地は別海141―100。利用者数と売り上げは、1994年度をピークに徐々に減っている。特に建設後10年以上がたった2005年度以降は、年間10万人を下回る状況になっている。これまで内部改修の実績がないことや、経年劣化による施設の汚損・魅力の低下などを要因とみている。
再整備に当たっては、改修工事中は既存温浴棟のみに限定した運営を続け、宿泊棟を改修し、新たな温浴棟を増築する。既存温浴棟は、増築温浴棟の営業を始めてから躯体を残して取り壊し、将来的に必要な機能を再整備することが可能な区画として残す。
改修後の建物の出入り口は1カ所に集約し、飲食や物販機能を含めて近接した場所に経路を配置することで、にぎわいを表現する場所を設ける。環境負荷にも配慮した建物とする。
現在の直営方式による施設運営に対して、機能・サービス・経費の最適化を目指し、市場性に対する配慮とともに、地域の活性化につながる官民連携の場を目指す。
工事は28年度から2カ年で進め、30年度の運用開始を目指す。
