栃木県は、PFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式で整備する「栃木県『文化と知』の創造拠点整備運営事業」の一般競争入札を公告した。参加表明書は、12月21日から25日にかけて受け付け、2027年1月8日に入札参加資格の審査結果を通知する。その後、複数回の意見交換会の実施を経て、同年8月2日から5日にかけて提案書を受け付ける。9月9日に開札し、同月下旬の基本協定締結を目指す。予定価格は1029億5000万円(税抜き)。
参加形態は、設計、建設(建築、電気設備、機械設備工事)、工事監理、運営、維持管理、統括マネジメント業務の各担当企業で構成するグループ。
設計業務を担当する事業者は、測量・建設コンサルタント等業務にかかる競争入札参加資格がある一級建築士事務所であること。
建設のうち、建設業務を担当する者は、「建築一式工事」の入札参加資格があり、経営事項審査「建築一式工事」の総合評定値(P)が1400点以上あることなど。
それぞれ元請けかJV構成員として、06年4月1日以降に国公立の美術館か博物館、図書館で合計の延べ床面積が2000平方メートル以上の新築または増築の実施設計実績、建築一式工事の実績を求める。
統括マネジメント業務を担当する事業者の参加資格は、PPP/PFI事業または指定管理者制度で、複数業務を統括し、関係者間の調整、業務全体の進捗管理、維持管理・運営業務などの一体的なマネジメント業務の実績があることなど。
事業では、県立の美術館、図書館、文書館を一体的に整備する。規模は延べ約3万平方メートル。事業用地は宇都宮市中戸祭1丁目の敷地約3万2815平方メートル。
事業コンセプトは、「とちぎの『文化と知』を開く・つなぐ・育む拠点」。「開く」拠点として、県民がいつでも、どこからでも気軽にアクセスでき、「つなぐ」拠点として、3施設間の連携を強化し相互利用の促進を図り、「育む」拠点として、文化や知識の担い手が存分に活躍できる場の提供を目指す。
設計・建設期間は事業契約締結日から33年6月まで、開館準備期間は31年4月から34年5月まで、運営・維持管理期間は同年6月から49年3月までを予定している。
アドバイザリー業務は、PwCアドバイザリー・昭和設計JVが担当している。
