【27年度発注へ参画意向把握】
三重県四日市市は15日、知と交流の拠点施設整備事業の設計・施工業務に関するサウンディング(対話)型市場調査を始めた。30日までアンケート調査票を受け付け、11月中旬から下旬にかけてヒアリングする。時期は未定だが、結果概要の公表を検討している。
参加資格は、建築一式工事の元請けとなり得る建設業者や建築設計事務所、電気設備工事業者、機械設備工事業者などの単体かグループ。アンケートでは、発注方式ごとの参画意向や参画形態、参画を左右する条件、事業計画の評価などを聞く。
施工ヤードの確保や仮設計画の難しさなど施工上の難易度の高さに加え、資材価格の変動や技能労働者不足などで公共建築物工事では入札不調・不落が全国的に増えている。無理なく参画できる発注方式・条件を把握するため、調査を実施する。
同施設の規模は、S造7階建て延べ約1万1200㎡を想定する。収蔵可能冊数約70万冊の図書空間や約250席の小規模ホールなどを備える。併設駐車場の延べ床面積は約6600㎡で、収容台数は約230台を見込む。建設地は市役所北側民有地(諏訪町)。
本体工事費は120億-150億円を想定する。実施設計・施工一括のDB方式を採用する方針だが、発注支援業務で得られる関係者などの意見を踏まえた上で最終判断する。2026年度内に整備手法をまとめ、27年度に実施設計と工事を発注する予定だ。28年度に本体工事に着手し、29年度の供用を目指す。
基本設計は石本建築事務所、 発注者支援業務は日建設計コンストラクション・マネジメントが担当している。
