東京都府中市は、府中基地跡地留保地で計画する新総合体育館整備の検討状況をまとめた。収容人数5000人以上のメインアリーナをはじめ、温水プールやトレーニング室、図書館などを配置する方針だ。2027年5月に基本計画骨子をまとめ、6月に素案を策定する。同年7月以降の基本計画策定を目指す。
府中基地跡地留保地は、米軍基地として使われていた未利用地で、京王線東府中駅から北西約1・3キロの場所に位置する。留保地と米軍通信施設跡地、平和の森公園、生涯学習センターの敷地を含む約9・2ヘクタールの土地に公園を整備する計画だ。
想定する新体育館の規模は、総延べ2万5000から2万8000平方メートル規模で、競技面積約2500平方メートル。生涯学習センター跡地と留保地、平和の森公園にまたがる場所に整備する。プロスポーツやコンサートにも対応可能なメインアリーナ、約1500平方メートルのサブアリーナを配置し、トレーニング室や温水プール、図書館、さまざまな用途で使用可能なマルチスペース、駐車場も整備する予定だ。
多様な来場者が利用しやすいユニバーサルデザインを導入し、サイン計画や植栽、園路などの景観デザインを統一することで、一体的な空間を創出する。さらに、留保地の新設公園や周辺の大規模公園等との緑の連続性を確保し、体育館周辺の歩行者動線や公園と親和性の高い諸室配置を検討することで、周辺環境と調和した一体的な緑地空間の展開を目指す。
「府中基地跡地新公園・新総合体育館基本計画策定支援業務委託」は、日本総合研究所が担当している。
