福島県は、(仮称)あぶくま横断道路など三つの構想路線を対象とする「広域道路基礎調査業務委託(道改・調査)」を一般競争入札した結果、698万円(税別)の日本工営に決めた。13者が参加した。履行期限は2027年3月末。
21年度に策定した県新広域道路交通計画で、広域道路ネットワークの構想路線に位置付けた県中と双葉地方を結ぶ「(仮称)あぶくま横断道路」と、白河市内の「(仮称)つくば・八溝縦貫・白河道路」、矢祭町~須賀川市の「(仮称)水戸・郡山広域都市圏連絡道路」の三つの構想路線の在り方を検討する。
このうち、あぶくま横断道路は、これまでの調査で整理した▽広域交流・観光▽物流▽防災▽医療▽産業▽復興--の6項目のデータを基に、県中と双葉両地域の課題を踏まえて広域道路の機能・役割をまとめる。県が選定する双葉地域企業7社にヒアリングし、道路網の課題や将来需要なども調査する。
ほか2路線は、県南地域企業10社へのヒアリングのほか、並行する現道3路線の速達性と安全性、走行性、防災性を評価し、ボトルネック箇所を整理する。
今後3路線の指定までに必要な検討項目を洗い出し、5年程度の事業展開案を作成する。
