成田国際空港会社(NAA)は19日、「成田空港第2の開港プロジェクト」として整備を進めているC滑走路などの新たな工事完成予定期日を2034年12月31日とすると発表した。当初の完成予定は28年度末だったが、用地取得が難航し断念した。引き続き任意による用地取得に努めるとともに、強制的な取得も可能となる土地収用法を並行して活用することで、30年代前半の供用開始を目指す。
同社は同日、航空法に基づく新貨物地区関連の誘導路(新設延長7044m)と駐機場(エプロン、新設面積82万3664㎡)の変更許可申請、これらとC滑走路の完成予定期日の変更届出を国土交通大臣に申請した。
C滑走路区域内には現在も未取得の土地が残っており、同社は地権者それぞれの事情を踏まえつつ、丁寧な話し合いによる任意の用地取得に最大限の努力を払う一方、確実な事業実現に向けて土地収用法に基づく事業認定申請の準備を進める。
9月25日時点での滑走路整備に必要な全体の用地確保率は91.0%。区域別確保率は、B滑走路区域が99.5%、C滑走路区域が90.2%となっている。
申請に先立ち、同法の規定に基づき、C滑走路や着陸帯、新貨物地区などの整備工事の目的と内容を住民に周知する事前説明会を28日から千葉県内で順次開く。いずれも開会は午後6時30分から。
開催日と場所は次のとおり。
▽28日=大栄公民館プラザホール(成田市松子393)▽11月5日=多古町コミュニティプラザ文化ホール(多古町多古2855)▽11月11日=芝山文化センターホール(芝山町小池973)。
