
国土交通省で近畿地方整備局長などを務めた木下誠也(きのした・せいや)氏が、20日に死去した。72歳だった。通夜は30日午後5時半から、横浜市青葉区美しが丘2の21の4の公益社会館たまプラーザで執り行う。喪主は妻浩美(ひろみ)さん。告別式は親族のみで執り行う。
大阪府出身。1978年に東大大学院(土木)修士課程修了後、建設省(現国土交通省)に入省。国際建設課長、水資源計画課長、中部地方整備局企画部長、沖縄総合事務局次長、近畿地方整備局長などを歴任。技術調査室時代に入札契約制度改革、日米建設協議などに携わった。
退官後は愛媛大、東大、高知工科大で教べんを執り、日大では生産工学部・危機管理学部教授に就いた。2024年4月に社会基盤マネジメント研究所を設立。国交省では、社会資本整備審議会委員、発注者責任を果たすための今後の建設生産・管理システムのあり方に関する懇談会委員なども務めた。
土木学会では18年から19年まで建設マネジメント委員会委員長を務めた。24年には「公共工事の価格決定構造の転換に関する研究小委員会」の委員長として、下請け価格や労務費などを積み上げて入札金額が決まる価格決定構造への転換が必要とし、そのためには「上限(予定価格)」などの適切化を求めた。
