JR総武線津田沼駅北口にある商業施設「津田沼パルコ」跡地一体で民間事業者が進める開発計画を受け、千葉県習志野市と船橋市の2市は津田沼駅北口特定街区の都市計画素案をまとめた。建物高さの最高限度はA街区が40メートル、B街区は160メートル。容積率は特例制度である「特定街区」を活用し、A街区は370%、B街区は1267%と算出した。有効空地の確保と公共公益施設を整備して容積率を割り増す。2027年度の都市計画決定を目指す。
整備スケジュールでは、早ければ28年度にA街区の新築工事に着手し、31年度の完成を想定する。A街区の施設完成後、B街区の既存施設の解体に着手する。
船橋、習志野の2市にまたがる旧津田沼パルコは、津田沼駅北口デッキに直結するA館と、その北側にあるB館の2棟で構成する。A館は2023年2月に閉館し、既存施設も解体済み。津田沼七番館(船橋市)が所有するB館は、既存建物を活用しながら商業施設「Viit(ビート)」として、23年3月にリニューアルオープンした。
民間事業者がA館跡地をA街区(敷地約2800平方メートル)、B館をB街区(同約4000平方メートル)として、一体的な土地活用を計画している。
A街区には6階建てで、商業・オフィスの機能を備えた複合ビルを整備する。地域交流施設や文化施設、イベントスペース、屋上広場、災害時の一時待機スペースを設ける。省エネルギー設備も導入する。B街区は低層部を商業施設とする40階程度のタワーマンションを整備する。両街区は2階部分で接続し、A街区は駅ペデストリアンデッキともつながる。

