新センターDBを再公告/限度額74億に引き上げ/四万十食肉公社 | 建設通信新聞Digital

5月17日 土曜日

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新センターDBを再公告/限度額74億に引き上げ/四万十食肉公社

 四万十食肉公社は、「(仮称)四万十市新食肉センター建替工事」の公募型プロポーザルを再公告した。実施設計・施工一括(DB)方式で委託する。提案限度額は前回の62億9500万円(税込み)から73億9750万円(同)に引き上げている。参加表明書は23日まで、技術提案書は7月11日まで持参か郵送、電子メールで受け付ける。窓口は発注者支援業務を担当する阪急コンストラクション・マネジメント。書類とプレゼンテーションの2段階審査を経て、8月5日に結果を通知する。
 参加形態は単体かJV。参加資格は、設計担当が1級建築士事務所、施工担当が経審の建築一式工事の総合評定値900点以上。ともに延べ1500㎡以上の実績が必要となる。と畜生産設備は経審の機械器具設置工事の総合評定値800点以上、排水処理施設は同1000点以上などを求める。
 新築規模は、S造2階建て延べ3533㎡。実施設計と監理、新築工事、既存施設の解体などを委託する。26年7月に設計をまとめ、8月に着工、29年1月の完成を予定する。基本設計は大建設計が担当した。
 公社は24年8月に事業者を公募したが、提案者の評価が2次審査(提案評価)の選定基準点に達しなかったため、受託候補者を該当者なしとしている。