2件ともパブリック・マネジを特定/港・調布特支校改築基本計画/東京都教育庁 | 建設通信新聞Digital

7月14日 月曜日

関東・甲信越

2件ともパブリック・マネジを特定/港・調布特支校改築基本計画/東京都教育庁

 東京都教育庁は、都内特支校2校の改築事業の進展に向けて「都立港特別支援学校(7)改築に関する基本計画作成業務委託」「都立調布特別支援学校(7)改築に関する基本計画作成業務委託」のプロポーザル2件を実施した結果、ともにパブリック・マネジメント・コンサルティングを特定した。見積金額は、港特支校が380万円(税別、以下同)、調布特支校が310万円。
 港区特支校は、5者が申し込み1者が不参加だった。港区港南3-9-45の敷地1万0386㎡に、従来の高等部に加え、新たに小学部・中学部を設置し学部改編する。
 関連する「都立港特別支援学校大規模改修及び増築、仮設校舎建設に関する基本計画更新業務委託」は社会計画総合研究所が担当しており、委託時には、大規模改修に合わせて延べ約4100㎡の増築校舎を設ける方針としていた。
 調布特支校は5者が申し込み1者は不参加、1者が辞退した。同校の敷地面積は調布市調布ヶ丘1-1-2の6464㎡。
 両校ともに、既存校舎解体を含む改築事業に向けて基本計画を作成する。建設予定地の現況や法令などの整理、建築計画案の作成やその比較検討を経て、基本計画案、配置計画案、工程計画案、概算工事費などをまとめる。履行期間はいずれも2026年3月13日まで。
 3月の「東京都特別支援教育推進計画(第二期)第三次実施計画」によると、両校はともに27年度に基本設計に着手する見通し。調布特支校は33年度、港特支校は34年度の開校を予定する。