【６月に落札者、予定価格４１４億】
　新潟県南魚沼市は１０月３１日、ＤＢＯ（設計・建設・運営）方式を採用する「新ごみ処理施設整備・運営事業」の総合評価一般競争入札を公告した。参加表明書と申請書は１２月１５日まで、入札書と技術提案書は２０２６年４月３日まで受け付ける。ヒアリング審査を経て、同年６月中旬に落札者を決定する。
　参加要件は、単体かグループ。建築物の設計・建設担当者は１級建築士事務所に登録しているほか、建築一式工事１０００点以上であること。一般廃棄物処理施設の建設実績を求める。
　プラント設備の設計・建設担当者は清掃施設工事１０００点以上で、１５年度以降にＤＢＯかＰＦＩで実施した、１日当たりの処理能力７０ｔ以上のストーカ式全連続燃焼式焼却施設の設計・建設実績が３件以上あること。
　新施設の処理能力は、１日当たり７６ｔを見込む。ストーカ式焼却炉を採用する。
　設計・建設期間は２６年９月から３１年３月３１日まで、運営期間は同年４月１日から５１年３月３１日までを予定している。
　予定価格は４１４億２３８０万円（税込み）。建設地は島新田。