風波・冬至が近づいてきた。日照時間の短い季節は、かつて大工の閑散期であったらしい… | 建設通信新聞Digital

1月19日 月曜日

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風波・冬至が近づいてきた。日照時間の短い季節は、かつて大工の閑散期であったらしい…

風波
 冬至が近づいてきた。日照時間の短い季節は、かつて大工の閑散期であったらしい◆日本銀行金融研究所貨幣博物館(東京都中央区)の展示によると、中世の大工は季節を問わず労働時間が日の出から日の入りまでと決まっていて、日給はほとんど変動しなかった◆そのため中世の「発注者」は同額の日給で長く働かせようと、日照時間の長い夏に工事を集中させる傾向があった。それで人手や資材の確保がうまくいったのか、農繁期との重複などに支障がなかったか気になる◆現代人の視点だと、どうして日給の金額調整などをしないのか、と思う人もいるだろう。ただ、発注・施工に関するコストやリスク変動をどう処理していくかは中世も現代も共通する。次の時代の視点が見つかれば、現代の施工時期平準化も案外早いかもしれない。

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