日々の取材で、市街地再開発の事業費高騰や、それに伴うスケジュール、計画内容の見直しを目の当たりにしてきたため、ある程度慣れた自負があった。ただ、名古屋駅前の再開発が暗礁に乗り上げたことを知ったときは、少し言葉を失った◆幼少の頃から名古屋駅を何度も利用し、名古屋に一時期住んでいたこともあり、駅一帯に親しみが深い。さらなる発展への期待は保留となった◆再開発が止まった理由として、施工者の人材確保の厳しさが挙げられた。名古屋駅に加え、津田沼駅などの再開発も止まっており、歯止めは効きそうにない◆今回の白紙撤回は、リニア中央新幹線を見据えた「スーパーターミナル化」にも影響を及ぼすだろう。計画の再構築は必須だが、中部地方最大のターミナル駅として、今後の発展に期待したい。












