熊本県は21日、大津町と益城町で住民説明会を開き、熊本市中心部と阿蘇くまもと空港を結ぶ空港アクセス鉄道の都市計画素案を説明した。上下線の中間駅(信号場・行き違い施設)を大津町陣内の県道瀬田竜田線付近に設置する方針を初めて明かした。中間駅は町が設置する。
空港アクセス鉄道は、JR豊肥本線肥後大津駅から阿蘇くまもと空港までの長さ約6.8㎞を延伸する路線。JR九州が第2種鉄道事業者として豊肥本線と一体的に運行する「上下分離方式」を採用する。概算事業費は610億円。開業から30年間の費用便益比(B/C)は2.1と試算している。
都市計画素案によると、始点部の肥後大津駅を出て大津中央公園付近で盛り土から高架橋に移行し、国道57号や白川上空を通過する。中間部の大津町岩坂までを高架橋、大津町岩坂から終点部となる益城町小谷の阿蘇くまもと空港付近までをトンネル構造とし、空港南側の県有地に設ける空港駅と接続する。
構造形式ごとの規模は、地表式(盛り土など)が長さ0.8㎞、かさ上げ式(高架橋)と地下式(トンネル)がそれぞれ3㎞となっている。
2026年度早期に都市計画案を縦覧し、同年度内の都市計画決定を経て、27年度から詳細設計や用地取得などの整備着手、34年度末の開業を目指している。
空港アクセス鉄道は、JR豊肥本線肥後大津駅から阿蘇くまもと空港までの長さ約6.8㎞を延伸する路線。JR九州が第2種鉄道事業者として豊肥本線と一体的に運行する「上下分離方式」を採用する。概算事業費は610億円。開業から30年間の費用便益比(B/C)は2.1と試算している。
都市計画素案によると、始点部の肥後大津駅を出て大津中央公園付近で盛り土から高架橋に移行し、国道57号や白川上空を通過する。中間部の大津町岩坂までを高架橋、大津町岩坂から終点部となる益城町小谷の阿蘇くまもと空港付近までをトンネル構造とし、空港南側の県有地に設ける空港駅と接続する。
構造形式ごとの規模は、地表式(盛り土など)が長さ0.8㎞、かさ上げ式(高架橋)と地下式(トンネル)がそれぞれ3㎞となっている。
2026年度早期に都市計画案を縦覧し、同年度内の都市計画決定を経て、27年度から詳細設計や用地取得などの整備着手、34年度末の開業を目指している。











