名古屋市は、名古屋城天守閣の木造復元計画に関する市民説明会を2025年度内に開く。23日の市議会経済水道委員会で明らかにした。市による説明会は23年6月に開いた「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」以来となる。このほか復元事業への理解促進に向けたシンポジウムや機運醸成イベントなどの実施を検討する。
委員会では、5月にまとめた「名古屋城天守閣整備事業の進め方に係る総括」について報告。重要課題に、▽復元における史実性とバリアフリーの両立▽石垣など遺構の保存▽現天守閣の価値の継承▽市民などの理解促進と機運醸成--を挙げた。
市が天守閣への設置を目指す垂直昇降設備については、MHIエアロスペースプロダクションに委託し、27年3月までの期間で開発を進めている。木造天守の柱、梁の間に収まるよう小型化する。内寸は奥行き1350mm、幅955mm、積載荷重は500㎏で、車椅子使用者と介助者の各1人が同乗できる。
特別史跡名古屋城跡木造天守整備基本計画案によると、復元の対象とする建築物は、大天守(地下1階地上5階建て延べ4690㎡)、小天守(地下1階地上2階建て延べ847㎡)、石垣など。
委員会では、5月にまとめた「名古屋城天守閣整備事業の進め方に係る総括」について報告。重要課題に、▽復元における史実性とバリアフリーの両立▽石垣など遺構の保存▽現天守閣の価値の継承▽市民などの理解促進と機運醸成--を挙げた。
市が天守閣への設置を目指す垂直昇降設備については、MHIエアロスペースプロダクションに委託し、27年3月までの期間で開発を進めている。木造天守の柱、梁の間に収まるよう小型化する。内寸は奥行き1350mm、幅955mm、積載荷重は500㎏で、車椅子使用者と介助者の各1人が同乗できる。
特別史跡名古屋城跡木造天守整備基本計画案によると、復元の対象とする建築物は、大天守(地下1階地上5階建て延べ4690㎡)、小天守(地下1階地上2階建て延べ847㎡)、石垣など。











