国土交通省直轄の調査・設計等業務で、発注時に参加企業の災害協定の締結状況や若手技術者の登用などを評価する試行が着実に進んでいる。事務負担の軽減や地域企業の受注増加、若手技術者の割合増加など、評価方式の狙いに沿った効果が得られており、成果品質も試行対象外の業務と同等以上に確保されていた。 14日に開かれた「発注者責任を果たすための今後の建設生産・管理システムのあり方に関する懇談会業務・マネジメント部会」で2024年度の実績を報告した。
各地方整備局などによる調査・設計等業務の発注時は、働き方改革や地域企業の参入、若手技術者の育成などを目的に、書類の記載内容を簡素化する方式や、災害協定、若手技術者の登用を評価する試行に取り組んでいる。これらの多様な評価方法はPDCAサイクルに基づき検証することをガイドラインに明記。24年3月の前回部会では「技術提案簡素型」「地域貢献度評価型」「配置加点型」の三つを全国で試行、検証するとしていた。
24年度の試行実績を見ると、技術提案書の記載内容を簡素化する技術提案簡素型は、7機関計714件の業務に適用。受発注者を対象としたアンケートでは受注者の約9割、発注者の約6割が事務負担の軽減を実感していると回答した。試行業務の業務成績表定点の平均点は試行対象外の業務と同等以上で、成果品質を確保していることも確認できた。
災害協定の締結や災害時の活動実績を評価する地域貢献度評価型を適用した業務は、6機関の計432業務で試行した。受注者の約半数、発注者の約2割が地域貢献企業の受注増加に効果があると回答。試行対象外の業務と比べて整備局管内に本店がある会社の受注割合が増えていたほか、業務成績表定点も遜色がなかった。
配置技術者の年齢が一定以下の場合に加点評価する配置加点型は、9機関の計1122業務で実施。中国整備局の試行結果を見ると、管理技術者が45歳未満の割合は試行対象業務が53%に上り、試行対象外の業務の28%と比べ2倍ほど高く、若手の登用が促されていた。
23年度から試行を始めた女性活躍推進法などに基づく認定を加点する「WLB等推進企業評価型」は、24年度に中国、四国両整備局が発注した計491業務に適用。中国整備局の試行業務では管理技術者が45歳未満の割合が57%となり、試行対象外の24%と比べて若手の配置に有効なことが確認された。
各地方整備局などによる調査・設計等業務の発注時は、働き方改革や地域企業の参入、若手技術者の育成などを目的に、書類の記載内容を簡素化する方式や、災害協定、若手技術者の登用を評価する試行に取り組んでいる。これらの多様な評価方法はPDCAサイクルに基づき検証することをガイドラインに明記。24年3月の前回部会では「技術提案簡素型」「地域貢献度評価型」「配置加点型」の三つを全国で試行、検証するとしていた。
24年度の試行実績を見ると、技術提案書の記載内容を簡素化する技術提案簡素型は、7機関計714件の業務に適用。受発注者を対象としたアンケートでは受注者の約9割、発注者の約6割が事務負担の軽減を実感していると回答した。試行業務の業務成績表定点の平均点は試行対象外の業務と同等以上で、成果品質を確保していることも確認できた。
災害協定の締結や災害時の活動実績を評価する地域貢献度評価型を適用した業務は、6機関の計432業務で試行した。受注者の約半数、発注者の約2割が地域貢献企業の受注増加に効果があると回答。試行対象外の業務と比べて整備局管内に本店がある会社の受注割合が増えていたほか、業務成績表定点も遜色がなかった。
配置技術者の年齢が一定以下の場合に加点評価する配置加点型は、9機関の計1122業務で実施。中国整備局の試行結果を見ると、管理技術者が45歳未満の割合は試行対象業務が53%に上り、試行対象外の業務の28%と比べ2倍ほど高く、若手の登用が促されていた。
23年度から試行を始めた女性活躍推進法などに基づく認定を加点する「WLB等推進企業評価型」は、24年度に中国、四国両整備局が発注した計491業務に適用。中国整備局の試行業務では管理技術者が45歳未満の割合が57%となり、試行対象外の24%と比べて若手の配置に有効なことが確認された。












