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ホイールローダー自動化で鹿島道路/開発に本格着手/重点は中間処理技術

掲載日 | 2026/01/22 3面

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自動化するホイールローダー

 鹿島道路は、ホイールローダーの自動化技術の開発に本格着手する。自動制御と親和性が高い電動ホイールローダーを購入し、産学連携で研究を進める。国土交通省が推進するi-Construction 2.0の最重要施策である「施工のオートメーション化」に貢献したい考え。 ホイールローダーの自動化に関連する技術開発は、3カ年計画で推進している。反復性の高い中間処理事業でのかき揚げ、積み込み作業をターゲットに開発を進める。
 電動ホイールローダーは、開発拠点となる技術開発総合センター(埼玉県久喜市)に導入。車両位置の捕捉、自動走行経路の作成、LiDAR(レーザー式測距装置)技術を活用した対象物検知といった自動化技術の確立に注力している。今後、アスファルトプラントへの応用展開や、複数台の建設機械を連携させる群制御など、多角的な技術開発を進める。
 技術開発は、産学連携で進める。成蹊大学の竹囲研究室の指導による高精度な自動運転システムの開発や、シサクウェア(東京都新宿区、稲川正浩代表)との現場適用に向けた制御システムの共同開発を通じ、技術革新を加速する。国交省が進める「自動施工導入シミュレータ」「自動施工導入データベース」の活用や情報提供も検討する。
 児玉孝喜執行役員技術開発総合センター長は「真に現場の役に立つ自動化技術を追求する」と意気込む。また、「自社の機械開発(競争領域)と同時に、業界共通のルールや仕組みを整える『協調領域』の充実も極めて重要だ」との認識を示した。「共同研究を通じて得られる『安全な自律化』に関する知見や実証データを、自律施工技術基盤(OPERA)の枠組みを通じて積極的に共有・フィードバックする。これにより、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)の基盤整備、業界全体の発展に貢献したい」と前を向く。
 持続可能な自動運転システムを実現し、省人化、生産性・安全性向上、多様な人材が活躍できる魅力ある職場環境の創造を目指す。

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