町内会の存続が危ぶまれている。役員の高齢化に加え、子育て世代があまり加入しない。未加入の理由として、仕事や子育てが忙しい、町内会の活動に関心がないなどが挙げられる◆東京都内のある特別区の統計データによると、町内会役員の6割半以上が60歳以上となっている。青年部の40代以下は3割半程度で、担い手不足が喫緊の課題だ◆町内会は防犯や見守り、清掃など地域活動の場であり、地域の絆をつくり、育み、守る。連鎖的建て替えなど地域の特性に応じたハード面の整備を話し合う場にもなる◆普段接しない世代を超えた人たちとのつながりや、祭礼文化の継承など、現代でもその必要性は一定程度あるはずだ。単に時代の流れだと受け止めるだけでなく、実情に寄り添った対応が取られることを期待したい。
