太平洋沿岸地域で少雨を原因とする渇水が深刻化している。筆者が住む愛知県の東三河地域も例外ではない。水がめである宇連ダムの貯水率は1桁台となり、最寄りの駅では節水が呼び掛けられるようになった◆入浴施設の一部は臨時休業となり、農業には土の状態の悪さで実害が出始めた。じわじわと水不足の脅威が目に見える形となって現れ始め、戦々恐々としながら日々を送っている◆少雨が一時の異常気象で済めば良いが、気候変動が原因ならば慢性化する可能性もある。これからは深刻な渇水が今までよりも数多く起こると見越し、備える必要があるのではないだろうか◆とはいえ、今は目の前の渇水だ。現行の技術では、雨を自在に降らせることはできない。空を見上げ、一日も早く雨が降ることを祈るばかりである。
