福岡市は、2026年度予算案を発表した。一般会計は前年度比1.7%増の1兆1318億1100万円で、3年連続で過去最大規模となった。特別会計と企業会計を含む総額は2.5%増の2兆1867億4100万円。普通建設事業費は6.3%増の1099億3610万円となり、一般会計の9.7%を占める。
都心部の機能強化に向け、天神ビッグバンなど都心部のエリアプロモーションに引き続き取り組む。パルコなどが計画する中央区天神の新天町商店街と福岡パルコの再開発は26年度の設計着手を予定しており、新天町街区の調査設計計画への支援に9700万円、地下通路の設計支援に9600万円を計上した。
市地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線が相互に乗り入れる直通運転、西鉄井尻駅周辺の連続立体交差化、博多駅~福岡空港間と空港線姪浜駅~七隈線橋本間の延伸などの検討を深める。これらの調査・検討業務委託費として2500万円を計上した。延伸事業は需要調査を委託するとともに、庁内で建設費の試算などを行う。
アジア美術館の魅力向上には、関連経費1億3748万円を計上した。警固公園地下への施設拡充に向けた基本設計などに取り組む。
新規では、東部水処理センターのし尿受け入れ施設建設に向けた事業費1億0556万円を計上した。28年度の稼働を予定している。
このほかの主な事業は次のとおり(単位100万円、新は新規)。
▽動物愛護センター基本構想策定=9▽市民病院移転整備に向けた基本構想策定=29▽地下鉄6両編成化検討=5▽博物館リニューアル推進=1386。南側広場整備工事、本館整備の事業者再公募に向けた見直し▽動植物園リニューアル=83。トラ・ライオンエリアの基本設計▽博多旧市街地プロジェクト=109。冷泉小跡地で計画する伝承継承施設の基本計画策定▽民間施設への次世代型太陽電池導入支援=20。
▽南区地域交流センター検討=75▽南区地域交流センター周辺の道路整備=20(新)▽ボトルネック交差点等の対策推進=975。主要渋滞箇所で抜本的対策の検討着手など▽浸水対策=5054。次期「雨水整備計画」策定、中部11号幹線の整備など▽水道DX(デジタルトランスフォーメーション)推進=64。給水装置工事完了検査のオンライン化など▽市立高等専門学校整備=92(新)。施設設計など。
