東京都港区は1日、「(仮称)赤坂溜池地区市街地再開発事業」の環境影響調査計画書の縦覧を始めた。文化性に富んだ国際ビジネス交流拠点として、延べ約10万2700㎡の建物を新築する計画だ。最高高さは約155mとなる。事業協力者として日鉄興和不動産が参画しており、2029年度の新築工事着手、33年度の竣工を目指す。調査計画書の作成業務は日本設計が担当した。
同事業は、同地区市街地再開発準備組合が計画を進めている。主な用途は、事務所、店舗、文化・交流施設など。191台分の駐車場も整備する。将来的に、地下鉄溜池山王駅と地下通路で接続するほか、デッキレベルでも地下鉄虎ノ門ヒルズ駅方面に動線を設ける。計画地内には広場空間の整備も予定する。
事業区域は、赤坂一丁目地内の約1.2haで、敷地面積は約6950㎡。溜池山王駅の南東側に位置し、区域の北東側で都道405号線に、北西側で同412号線に接している。用途は商業地域。
区が23年6月に策定した「都市再生整備計画 六本木・虎ノ門地区」では、目標として「すべての人にやさしく、活力と魅力に満ちた、誰もが歩きたくなる緑豊かな国際生活交流都市」などを掲げている。同事業では、駅とまちが一体となった空間の創出と、文化性豊かな国際ビジネス交流拠点の形成を目指す。
