【七号通り公園は西側に移設/設計施工は長谷工】
三井不動産レジデンシャルが、東京都渋谷区の旧オリンパス本社跡地約1haで検討する分譲マンションの建設事業計画がまとまった。規模は延べ3万8224㎡、高さ44mを想定する。設計施工は長谷工コーポレーションが担当し、9月下旬の着工、2029年11月中旬の完成を目指す。移設を巡り地元住民との協議が続いていた区立七号通り公園は、敷地西側に移転されることとなった。
マンション計画の名称は「(仮称)渋谷区幡ヶ谷二丁目計画新築工事」。土地を一部所有する日鉄興和不動産も建築主に名を連ねる。新築する建物の規模は、地下1階地上15階建て延べ3万8224㎡。住戸数は430戸で、駐車場103台、バイク43台、駐輪場860台も整備する。基礎は場所打ち鋼管コンクリート杭を使用する。
建設予定地は、幡ヶ谷2-44-4の敷地9631㎡。オリンパスが22年に土地を売却し、三井不動産レジデンシャルが8割、日鉄興和不動産は2割の持ち分で所有している。三井不動産レジデンシャルは、区のまちづくりに貢献する形で、24年度からマンション新築計画を検討していた。
敷地北側にある七号通り公園は、日常的に憩いの場として利用する一部の地元住民が移設に反対し、協議が続いていた。公園は敷地西側に配置され、現在公園があるスペースには広場上空地が整備される。公園の整備内容は、区が今後ワークショップなどを実施して決める。
周辺道路の交通環境を巡っては、敷地西側・南側の道路を6mに拡幅する。区は、西側の道路を挟んで隣接する幡ヶ谷ひだまり公園との一体的な活用を図るために、引き続き事業者や警視庁などと安全対策を協議する方針だ。
