四国地方整備局が2025年4月から12月までに総合評価方式で契約した工事件数は271件で、落札率は94.3%だった。技術評価点(加算点)で1位だった企業が落札した割合が9割に迫る。業務の総合評価による契約件数は308件で、落札率は82.8%となっている。
工事は契約件数271件に対して、総入札数が785札あった。1工事当たりの平均入札数は2.9札となる。落札率(94.3%)が調査基準価格(90.8%)に近づく傾向が近年続いている。タイプ別は、施工能力評価型(II型)が207件で全体の76.4%を占める。受発注者の事務負担軽減などを考慮し、同タイプの適用が増えている。
落札者の技術評価点獲得率は「75%以上-100%」が266件で全体の98.2%を占めている。企業評価・技術者評価のみの施工能力評価型の拡大やS型の技術提案レベルの向上が要因にある。
技術評価点1位の企業が落札したのは全体の89.7%に相当する243件だった。最低価格(価格1位)で入札した企業が落札したのは190件で70.1%を占める。さらに技術評価点と価格が共に1位の企業が落札したのは167件で61.6%だった。
延べ入札数949札のうち、低入札数は162札、低入札率は17.1%だった。
一方、業務の総合評価を見ると、建設コンサルタント業務等(予定価格100万円以上)の契約数は308件だった。プロポーザルや価格競争を含む総契約数601件の51.2%を占めるなど例年並みの状況にある。
土木コンサルタント業務(予定価格1000万円以上)の総合評価での契約は185件。平均落札率は82.5%で、価格競争の86.9%に比べて4.4ポイント低い値となっている。
