栃木県は、PFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式を導入する「『文化と知』の創造拠点整備運営事業」の実施方針を公表した。選定方式は総合評価一般競争入札(WTO対象)を採用。9月上旬に特定事業の選定・公表、10月上旬に入札公告する。参加表明書は12月下旬に受け付ける。2027年2月と5月の意見交換会を経て、8月に入札書類などを受け付ける。同年9月に落札者を決定・公表し、12月に事業契約を結ぶ予定だ。
参加形態は、設計、建設(建築、電気設備、機械設備工事)、工事監理、運営、維持管理の各担当企業で構成するグループ。
設計担当企業は、測量・建設コンサルタント等業務にかかる入札参加資格者名簿に登載され、06年4月以降、延べ2000㎡以上の国公立美術館や、博物館、図書館の新築か増築工事の実施設計業務の実績があること。
建設のうち、建築工事担当企業は、建築一式工事にかかる経営事項審査の総合評定値が1400点以上であるか、複数で応募する場合は、1社が同点以上、ほかは825点以上であること。06年4月以降、延べ2000㎡以上の国公立美術館などの新築、増築工事の施工実績を求める。
事業では、県立の美術館、図書館、文書館を一体的に整備する。規模は延べ約3万㎡。事業用地は、宇都宮市中戸祭1の県体育館跡地約2万3630㎡。用途地域は第一種・第二種住居地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%。
事業コンセプトは、「とちぎの『文化と知』を開く・つなぐ・育む拠点」。「開く」拠点として、県民がいつでも、どこからでも気軽にアクセスでき、「つなぐ」拠点として、3施設間の連携を強化し相互利用の促進を図り、「育む」拠点として、文化や知識の担い手が存分に活躍できる場の提供を目指す。
設計・建設期間は事業契約締結日から33年6月まで、開館準備期間は31年4月から34年5月まで、運営・維持管理期間は同年6月から49年3月までを予定している。
アドバイザリー業務は、PwCアドバイザリー・昭和設計JVが担当している。
