中国地方整備局は、NETIS(新技術情報提供システム)に登録されていない埋もれた有用な技術を掘り起こすため、土木分野以外の異分野技術を含めた「省人化プラットフォーム」を全国で初めて構築し、運用を開始する。同プラットフォームの核となる「省人化技術シーズ・ショーケース(技術一覧表)」の作成に向け、新たな省人化技術シーズの公募を開始した。従来の「ニーズからシーズ」に加え、「シーズからニーズ」の取り組みを推進し、NETIS市場のさらなる活性化を目指す。
省人化プラットフォームは、現場や道路・河川管理で省人化効果が期待できる新たな技術シーズを公募した上で、同技術を見える化するシーズ・ショーケース(一覧表)を作成し、中国技術事務所などのホームページ(HP)で公開する。 =1面参照
募集する技術は、土木分野以外の「IT・情報通信や製造業などの異分野で培われた技術」の開発が進み、建設現場への本格的な導入段階にある自動施工、遠隔施工をはじめ、実施工で人力を機械施工とする技術、資料作成の手作業をカメラ、センサー、AI(人工知能)、アプリなどで作業する技術など。異分野ながら公共工事で活用の可能性がある技術、試せる現場がないため技術検証に至っていない技術などを掘り起こし、プラットフォームを通じて有用な省人化技術の普及を図る。13日から公募を開始しており、24時間・365日随時募集する。
一覧表に掲載された新技術は、従来型の管内事務所などへのニーズ調査を踏まえてシーズのマッチング(公募)を図る官民連携の取り組みに加え、地域建設業の省人化新技術の積極的活用を後押しする省人化チャレンジ(2026年度から試行)など、シーズ一覧表を参考に民・民での現場活用を推進する。土木以外の異分野技術も対象とすることから、個人や民間、大学法人等のほか、スタートアップ企業やベンチャー企業からの応募にも期待している。現場実証した技術については、NETISへの登録を推奨する。
