山形県は、「西村山地域新病院(仮称)新築整備基本及び実施設計業務委託」の公募型プロポーザルを5月にも公告する予定だ。履行期間は24カ月を見込んでいる。2028年度に工事を発注し、33年中の開院を目指す。27日に公表した25年度第6回発注見通しに盛り込んだ。
県立河北病院と寒河江市立病院を統合・再編する。寒河江市立陵東中学校(西根字下堰)の敷地約3haに、延べ約1万2600㎡の病院を新築する計画だ。ベッド数は140床で、東北地方の公立病院で初めて全室を個室化する。整備事業費は160億円程度を想定している。
新病院は、50床の急性期一般病棟1棟と45床の地域包括ケア病棟が2棟の3棟構成とし、診療科目は16科を予定する。整備に当たっては、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)oriented基準の達成を目標に掲げ、構造は耐震構造を検討する。
【支援業務は長大JV】
また、同県は「西村山地域新病院開院支援業務委託」の公募型プロポーザルを実施し、長大・医療開発研究所共同事業体を優秀提案者に決めた。近く契約する予定だ。委託期間は32年3月末まで。提案上限額は1億7600万円(税込み、以下同)、うち26年度分は2861万1000円に設定している。
業務内容は、県立河北病院と寒河江市立病院を統合・再編し、33年中の開院を目指す新病院の整備について、全体工程管理や各部門の運用体制整備、医療情報システムと医療機器・什器備品などの整備、業務委託検討、新病院竣工後の移転などに関する各種業務となる。
