中国地方整備局は8日、2026年度予算概要を公表した。総額は前年度比2.4%増の5382億4700万円で、うち直轄事業が同1.2%増の1835億7700万円、補助事業が同3.0%増の3546億7000万円となった。国庫債務負担行為(ゼロ国債)は、平準化等に88億4000万円、事業加速円滑化に91億円を設定している。
事業区分別内訳は、治水が507億6900万円(1.3%増)、海岸が22億3300万円(1.5%減)、道路整備が1571億1700万円(前年同)、港湾整備が142億6900万円(6.1%減)、空港整備が12億4600万円(21.3%増)、住宅対策が53億7100万円(11.4%減)、市街地整備が330億4200万円(5.0%減)、道路環境整備が513億4300万円(4.7%増)、都市水環境整備が12億9200万円(1.6%増)、上下水道が1億2700万円(76.2%減)、水道が19億1900万円(24.8%減)、下水道が325億5400万円(99.9%増)、国営公園等が18億3900万円(3.9%減)、社会資本整備総合交付金が690億8000万円(13.4%減)、防災・安全交付金が1154億5000万円(7.6%増)、推進費等が1億2000万円(30.5%増)、官庁営繕が4億7800万円(67.4%増)となっている。
新規の直轄事業は、河川関係の平和公園周辺高潮対策として広島市の大手町地区の築堤耐震対策、高瀬堰堰堤改良事業の堰柱などの耐震対策および設備更新のための設計、瀬野川水系直轄砂防事業の調査・設計などに着手する。
道路関係では、一般国道9号湖山地区自転車走行空間整備と2号福山道路(笠岡西~長和)の調査・設計、53号打穴中歩道整備の調査・設計および用地買収、2号長府トンネル改修の調査・設計に新規着手する。
道路調査の見通しでは、山陰近畿自動車道鳥取~覚寺で都市計画・環境アセスを進めるための調査、中国横断自動車道岡山米子線米子~境港、福山本郷道路三原~本郷の概略ルート・構造の検討(計画段階評価を進めるための調査)を進める。
そのほか主な継続事業では、旭川ダム再生事業のダム本体実施設計など、太田川総合開発事業の既設ダム活用検討調査などを進めるほか、山陰道福光・浅利道路、191号木与防災、水島港国際物流ターミナル整備、徳山下松港国際物流ターミナル整備を推進する。また、PFIを導入する広島地方合同庁舎防災棟(仮称)整備等事業は事業者選定を進める。
