神奈川県は4月15日、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の「神奈川県出展」起工式を、横浜市内の現地で開いた。県や横浜市、2027年国際園芸博覧会協会、などから21人が出席し、工事の安全と無事開催を祈願した。
席上、黒岩祐治知事は、県出展エリアの名称を『Vibrant INOCHI Forest かながわ館』に命名したと発表。「県出展エリアの工事と成功を願うとともに、多くの方々にとって、思い出に残る素晴らしい体験をしていただける場所となるよう、機運醸成の取り組みや、開幕を見据えた準備を着実に進めていく」とあいさつした。
このあと、黒岩知事と来賓の長田進治県議会議長、星野剛士2027横浜国際園芸博覧会(花博)推進事務特命委員長、上野孝横浜商工会議所会頭、河村正人2027年国際園芸博覧会協会事務総長、施工事業者ら8人が鍬(くわ)入れした=写真。
県出展エリアは、「“Vibrant INOCHI” 一人ひとりの“いのちが輝く”」をメインテーマに、展示施設と屋外庭園一体を「森(Forest)」と位置付ける。
展示施設は、約5000㎡の敷地のうち約700㎡に、枠組み構造の2階建て延べ約800㎡規模で整備する。出展のサブテーマである▽共生社会の実現▽持続可能な社会づくり▽未病(ME―BYO)の改善--を分かりやすく発信するほか、県内市町村などによる短期間のスポット展示を行う。
建物は、県産材を格子状に組み、神奈川の海の柔らかな曲線を表現。壁面の足元はミラー素材で庭園の緑が溶け込むような外観とする。
県の地形を模した屋外庭園は、約1600本の樹木と約8万株の花苗を植え替えながら、緑豊かで季節感のある展示とする。大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の木材も花壇やデッキに再活用する。
設計と工事などは、DSH神奈川県出展事業JV(代表者・電通ライブ、構成員・サカタのタネ グリーンサービス、ハヤカワ)が担う。26年内に建物を完成、27年1月から内装工事などを進め、3月19日の開幕に備える。会場は瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設。
