余市町は、新たな道の駅を核とする交流拠点施設整備事業のサウンディング(対話)型市場調査の結果をまとめた。事業の整備方法は、各事業者が複数の事業・整備方法を提案した。運営者が早期から関与できる方式に関心の高い傾向があり、町単独による整備は、将来的な持続性確保を課題とした。参画意向は、「強い参画意欲がある」「ポテンシャルが高いため、参画したい」「条件次第で参画したい」と前向きな声が寄せられた。
町は、調査結果を踏まえ、事業方式や公募条件などを整理・検討していく。
事業は、現在の道の駅の老朽化や魅力不足、駐車場不足などの課題を解決するため、後志自動車道余市IC付近に、地域交流の拠点として新たな道の駅を核とする交流拠点施設を整備する。観光振興・地域経済の活性化・災害対応の強化を目指す。
新たな道の駅の概算工事費は14億1000万円。維持管理・運営費は年間2000万円を見込む。
現地説明会に3社、対話には8社が参加した。
独立採算に向けた条件・アイデアは、「複数機能(滞在促進・来訪者対応・体験など)の組み合わせが望ましく、道の駅単体での独立採算の成立は困難」との意見があった。
町内事業者を運営事業者として検討することには、「地域連携を評価しつつ、参入を狭めない条件設定が必要」「地元要件は、目的に応じて柔軟に設定すべき」などの提案があった。
施設規模については、「機能構成や運営方針に応じて、柔軟に検討する必要がある」「規模が小さい場合、導入できる機能に制約が生じる可能性がある」「使いやすさを重視した施設づくりが望ましい」との意見が挙がった。
考えられるリスクには、「季節変動リスク」「工事費、施工リスク」「収益変動リスク」「初期集客リスク」の4項目が指摘された。
