静岡市は、市上下水道局が抱える事業運営上の課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)や新技術で解決し、持続可能な上下水道事業の社会実装を目指す。2027年10月まで技術を持つ企業・団体と連携した実証実験を実施し、技術検証と業務改善へのフィードバックを行う。
実験参加団体は6月8日から8月7日まで募集する。9月24日から30日にかけて面談審査を行い、10月9日に結果を通知する。
対象企業は、意欲のある全国のスタートアップ(新興企業)や革新的な技術・サービス・ビジネスモデルがある企業など。
募集テーマは、▽市民サービスの向上▽インフラ分野の業務変革▽データとデジタル技術の活用--の三つ。
市民サービスの向上には災害時の迅速な対応を含む。インフラ分野の業務変革は業務効率化や生産性向上のほか、他分野でのデータ活用、維持管理レベルの向上を対象とする。データとデジタル技術の活用では、既存資料・データのオープンデータ化、AI(人工知能)などの先端技術と3次元データの活用に関するアイデアを求める。
審査採択後は、実証実験フィールドの提供やリスクマネジメント・運営支援を実施する。持続可能なビジネスモデルの構築・マネタイズ設計に向けたアドバイスも行う。
市は、老朽化した設備の維持管理や遠方監視などによる施設管理の効率化、埋設管の効率的な劣化診断・検査などを課題に据えた。新技術の導入により、これらを解消し上下水道事業の高度化を図る。
