エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、「次世代型地熱発電技術」の実現可能性調査を実施する事業者の第4回公募を実施した結果、三井不動産、大成建設、三菱商事をそれぞれ採択事業者とする3案件を選定した。
第4回公募の契約期間は9月30日まで。
JOGMECでは、2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環で、地熱発電技術研究開発事業として、国内の開発可能な地熱資源量の増加に寄与する「次世代型地熱」の技術開発を支援している。予算上限は1件当たり2億円(税込み)。
次世代型地熱発電技術は、マグマ上部の高温高圧流体から蒸気を生産する「超臨界地熱」、亀裂のない高温の地熱層に坑井掘削して流体を循環させる「クローズドループ」、地熱層貯留層を人工造成して水を圧入・蒸気を生産する「EGS」の3種類が見込まれている。
公募では、次世代型地熱発電技術の実現可能性調査を実施する事業者を選定し、技術の実証やコスト削減などの初期リスクの低減策、期待される展望を整理し、民間企業の投資を呼び込む体制構築を目指している。
第1回公募では、エンジニアリング協会、電力中央研究所・石油資源開発技術本部技術研究所・地熱技術開発・鹿島、GeoDreams・G-Pulse、秋田大学、中部電力・鹿島、三井エネルギー資源開発の6グループ、第2回公募は不調、第3回公募は東洋エンジニアリングが採択された。
