仙台市水道局は13日、DBO(設計・建設・運営)方式を適用する茂庭浄水場排水処理施設整備にかかる事業者選定支援業務委託の制限付き一般競争入札(入札後資格審査確認型)を公告した。入札書などを29日から6月2日まで受け付け、10日に開札する。履行期限は2028年3月末。
26年度中に実施方針・要求水準書案などをまとめ、27年度上期に事業者を公募し、下期の特定を見込む。実施設計が約1年半、建設は約3年とし、一部が並行する設計・建設期間を4年程度と試算する。32年度の運転開始を目指す。維持管理・運営期間は20年間を想定している。
若林区と宮城野区、太白区に給水する同市最大の浄水場の処理施設のうち、1996年から稼働し、老朽化が進む排水処理施設を民間活力で更新する。
業務内容は、▽予定価格の精査▽実施方針・要求水準書案の策定・公表▽入札関係書類の作成▽入札関係書類への質問回答・公表▽入札・事業者選定関連作業▽契約締結▽事業者選定委員会の運営--の支援など。
既存施設の上水処理能力は日量19万0500立方mで、処理方式は「凝集沈澱+急速ろ過方式」を採用している。
更新に当たっては、現行の機械濃縮と天日乾燥併用方式の排水処理フローから機械脱水方式に変更する。既存排水処理関連施設は、600m3の配水池が2池、900m3の排泥池は4池、1900m3の汚泥濃縮槽は2槽、750m3の汚泥貯留槽1槽、75㎡の汚泥濃縮装置5基、46m3の機械濃縮汚泥貯留槽2槽、1万2135m3の天日乾燥床設備、9000m3の3号排水池1池などで構成する。
基本設計や民間活力導入可能性調査は日水コンが担当した。所在地は太白区茂庭字上ノ原128。
