日本建設業連合会が主催する小中学生向け現場見学会に10年ぶりに同行した。子どもたちの真剣なまなざしを目の当たりにし、どれほどAI(人工知能)が浸透しようとも、本物に触れるワクワク感は不変だと実感した◆一方、変化を感じたのは定着をみせた女性技術者の活躍ぶりだ。当時は「けんせつ小町活躍現場見学会」と銘打っていたが、今や特別視せずとも多くの女性が第一線で力を発揮している◆10年前は女性の配置が難しいといわれていた現場も実際にあった。しかし、意識改革と取り組みで常識は打ち破られた◆酷暑など新たな問題も顕在化してきたが、これまでの軌跡を見れば希望はある。本物に触れた子どもたちが大人になる頃、どんな新しい当たり前が生まれているか、楽しみでならない。
