大成建設と住友大阪セメントは8日、フィリピンのマニラで開催された「第4回AZEC閣僚会合」に伴うMOUセレモニーに参加し、タイにおける人工石灰石CCU(CO2の回収・利用)実証プロジェクトの協働推進を発表した。
実証プロジェクトには、両社に加えタイ国営発電公社(EGAT)、タマサート大学、大成タイランドが連携して取り組む。
タイの石炭火力発電所で排ガス処理設備から発生する排煙脱硫石膏(副生石膏)を原料とし、発電排ガスに含まれるCO2を炭酸塩化して人工石灰石を製造する。
製造した人工石灰石は、カーボンリサイクルコンクリート「T-eConcrete/Carbon-Recycle」などの建設材料として活用され、現地建設分野でのCO2削減と資源循環を目指す。アジア地域の脱炭素化に貢献する先進的な協力案件として、セレモニー内でも今後の展望などが紹介された。
