2.7-2.3万平米、39年度開庁/事業費は196億-242億円/盛岡市新庁舎 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

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2.7-2.3万平米、39年度開庁/事業費は196億-242億円/盛岡市新庁舎

 盛岡市は、新市庁舎の規模を縮小し、延べ床面積を約2万7000-2万3000㎡、費用を約196億円-242億円に、供用開始(開庁)は2039年度を目標とすることを明らかにした。21日、第7回の新市庁舎整備審議会を開き、スケジュール、想定規模、費用、整備エリアなどを審議した。来年度も引き続き継続審議するとともに、基本構想をまとめる。新年度予算案には整備推進費として約2億円を計上した。
 21日に明らかにした規模は、これまでに試算していた延べ約3万2000㎡から縮小した。前回までの審議で、建設費の高騰などを踏まえ、支出の平準化や縮減の観点から再検討することにしていた。
 整備費用は、これまでの内丸、盛岡駅西、盛南の3地区に延べ約2万3000-2万7000㎡の規模で建設した場合、内丸が約206億円-242億円、盛岡駅西が約196億円-224億円、盛南が203億円-231億円と試算した。
 整備エリアは、比較・評価手法などを話し合った。
 整備地の選定期限は定めていないが、決定から供用開始までに事業期間は9年とみている。
 新庁舎の規模これまで、内丸地区にある本庁舎を始め、周辺の分庁舎や保健所庁舎などの集約を想定して延べ約3万2000㎡と試算していた。
 次回の審議会は、4月中をめどに開催予定だ。