茨城県阿見町の荒川本郷/事業化検討パートナー募集/都市基盤整備など拠点形成 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

関東・甲信越

茨城県阿見町の荒川本郷/事業化検討パートナー募集/都市基盤整備など拠点形成

 茨城県阿見町は、荒川本郷地区の中心エリアの事業化に乗り出す。事業化検討パートナーを公募型プロポーザルで公募するため、4月中旬にも募集要項を公表する予定だ。土地区画整理事業による都市基盤整備のほか、都市機能や居住機能を誘導し、同地区の中心核となる拠点を形成する。
 事業化検討パートナーの業務内容は、市街地形成に向けた土地区画整理事業などの事業手法検討、造成後の土地活用、企業誘致、地権者の合意形成支援などの業務支援。パートナー期間は約1年を見込んでいる。
 同町西部にある荒川本郷地区は、都市基盤整備公団(現都市再生機構)による土地区画整理事業の中止・撤退を受けて、都市機構が処分を進める一方、町も譲り受けている。全体区域面積は約187.5ha。
 中心エリアは阿見町荒川本郷字北古辺1951-2ほかに位置する。荒川沖・寺子線やセンター通り線、南大通り線に囲まれている。現在は敷地の大半が山林や畑となっている。2022年3月に策定した荒川本郷地区まちづくり方針では、一般住宅地区に位置づけられている。