四国地方整備局の２０２４年度予算は、総額で前年度比０.２％増の３２９９億７５００万円となった。直轄事業費１４０７億１３００円のうち、道路事業に８９７億９３００万円を充てる。継続中の大型事業である「国道５５号南国安芸道路」に１９億９３００万円を盛り込んだ。ほか内訳は、治水が３４４億７２００万円、海岸が２７億５９００万円、港湾整備が８５億７０００万円、空港整備が３０億３９００万円、都市水環境整備が７億６７００万円、国営公園等が６億９５００万円。
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　直轄の新規は「徳島小松島港赤石地区国際物流ターミナル整備事業」「高松港玉藻地区旅客船ターミナル整備事業」「国道５６号宿毛内海道路（一本松～御荘）」など。徳島小松島港赤石地区は、１０億５０００万円を計上。新たなコンテナ貨物やモーダルシフト需要に対応すべく、１２０ｍの既存岸壁を８０ｍ延伸する。高松港玉藻地区も大型クルーズ船の受け入れに向けて既存岸壁（水深１０ｍ）を延伸する。宿毛内海道路（一本松～御荘）と同（宿毛和田～宿毛新港）は調査設計に着手する。
　補助等関係の県別内訳は、徳島が３４３億４４００万円、香川が３７６億９２００万円、愛媛が６１６億１６００万円、高知が５５６億０９００万円となる。