4月19日まで提案書/今泉工場建替PFI調査/仙台市 | 建設通信新聞Digital

5月22日 水曜日

北海道・東北

4月19日まで提案書/今泉工場建替PFI調査/仙台市

 仙台市は、今泉工場建替事業PFI等導入可能性調査業務の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書と提案書は19日まで受け付ける。26日にヒアリング審査し、5月上旬に最優秀提案者を特定する。履行期限は10月末。別途、検討中の基本計画で処理方式や処理能力を絞り込んでおり、調査結果を踏まえて事業手法を固め、12月までにまとめる中間案に盛り込む。2025年1月下旬に最終案、3月に成案化する。提案上限額は620万9500円(税込み)。
 委託する業務内容は▽基本事項の整理▽事業スキームの検討▽民間業者の意向調査▽事業可能性(経済性)の検討▽事業方式の総合評価▽事業実施の課題整理--など。
 焼却施設や粗大ごみ処理施設などで構成する今泉工場の老朽化を踏まえ、若林区今泉新田103の現地で建て替える。
 焼却施設の処理方式は灰溶融炉以外から選定する。焼却処理能力は災害廃棄物に対応する余力を考慮に入れて固めるが、現行の日量600t(200t×3炉)からは縮小する見通しだ。
 基本計画策定等業務はエイト日本技術開発に委託している。計画内容は、構想に続いて建替検討委員会が継続して議論する。