5月8日から申込書受付/中間処理施設DBO/沼津市 | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

中部・北陸

5月8日から申込書受付/中間処理施設DBO/沼津市

 静岡県沼津市は8日、DBO(設計・施工・運営)方式を採用する「沼津市中間処理施設整備運営事業」の総合評価一般競争入札を公告した。申込書などは5月8日から15日まで受け付ける。2025年1月上旬に開札する。同下旬に落札者を決定し、2月上旬に基本協定を結ぶ。本契約は6月中旬を予定する。予定価格は454億7200万円(税別)。
 プラント設計施工企業を代表に、建築物等設計企業、建築等施工企業、運営管理企業で構成するグループでの参加を求める。企業数の上限は7者。
 設計施工の事業者には、代表企業を代表者とする建設JV結成を求める。プラント設計施工企業は清掃施設工事1400点以上、建築等施工企業は建築一式工事1400点以上などを条件とする。
 業務範囲は、新たな中間処理施設整備に向けた土木建築工事、プラント設備工事、運転管理業務、維持管理業務、環境管理業務など。
 ごみ焼却施設やリサイクル施設、自己搬入ヤード、管理棟、クリーンセンター管理事務所棟、計量棟などを新設する。ごみ焼却施設はストーカ式焼却炉2炉を備え、合計処理能力は1日当たり210t。リサイクル施設の処理能力は同23t。建設地は、山ケ下町2404-3ほかの敷地約2万4576㎡。
 事業期間は、工期が29年12月31日まで。実運営期間は30年1月1日から50年3月31日までの20年3カ月としている。事業者選定支援業務は東和テクノロジーが担当している。