秋田県は１１日、２０２３年７月出水で甚大な被害を受けた、秋田市内の「大平川下流区間の河川激甚災害対策特別緊急工事」５件の一般競争入札を公告した。
　いずれも参加形態は３社ＪＶで、参加申請書は３０日まで受け付ける。入札書の提出期限は５月８日。９日に開札する。工期は２８年３月１７日まで。
　参加資格はいずれも県内企業で、代表者は同県の土木一式工事の総合評定値が１０４０点以上、代表者以外の構成員は一般土木Ａ等級など。
　事業は全体延長約４.６㎞のうち、旭川合流点からＪＲ奥羽本線までの下流区間約２.３㎞を５分割して進める。
　概要は、卸町地内の施工延長が５３３.８ｍ。河川土工一式と法覆護岸工６５１７㎡、矢板護岸工（２５Ｈ型、長さ１１.５ｍ）５９３枚、仮桟橋など。予定価格は１０億６５８７万８０００円（税込み、以下同）。
　楢山川口境地内の施工延長は７０７.６ｍ、法覆護岸工８９３９㎡、矢板護岸工（同）１０７１枚など。予定価格は１４億６０９３万２０００円。
　牛島東地内は延長が５１２ｍ。法覆護岸工１万１５５２㎡、矢板護岸工（同）１１２７枚など。予定価格は１８億０２７７万９０００円。
　楢山愛宕下地内の延長は３６５ｍ。法覆護岸工５８５２㎡、矢板護岸工（同）８０３枚、根固め工１６７個など。予定価格は１６億７０７６万８０００円。
　楢山大元地内は延長が４４４.８ｍ。河川土工、法覆護岸５７３４ｍ、矢板護岸（同）９７４枚、根固め工１７８個など。予定価格は１５億４２５１万９０００円。