参加申請5月15日まで/シュワブ造成など3件/沖縄防衛 | 建設通信新聞Digital

5月18日 土曜日

中国・四国・九州

参加申請5月15日まで/シュワブ造成など3件/沖縄防衛

 沖縄防衛局は19日、「シュワブ(R6)造成工事(1工区)」「同(R6)造成工事(2工区)」「同(R6)C-3護岸等新設工事」の一般競争入札3件を公告した。総額500億円を超える工事となり、いずれも参加申請書は5月15日まで総務部契約課で受け付ける。7月4日に開札する。
 3件とも参加資格は単体か2、3社JV。造成工事2件の単体とJV代表者は、土木の評点1200点以上。2009年度以降に国か地方自治体などで、20万m3以上の造成材(石材など)の海上運搬を伴う造成工事の実績などを求める。構成員は評点830点以上とする。C-3護岸等新設工事の単体とJV代表者は、しゅんせつの評点1100点以上、構成員はしゅんせつの評点900点以上か土木の評点1000点以上を求める。
 普天間飛行場代替施設建設事業の一環となる。造成工事2件の概要は、ともに造成材(岩ズリ)を使った約60万m3の造成とし、1工区のみ海上フロートなどの維持管理を実施する。工事規模は、1工区が300億円以上400億円未満、2工区が200億円以上300億円未満。工期は25年11月30日まで。
 C-3護岸等新設工事の概要はハイブリッドケーソン製作4函。ハイブリッドケーソンは、1函当たり長さ約52m、幅約22m、高さ約19m、約6400tなど。工事規模は20億円以上50億円未満。工期は28年3月15日まで。工事場所はいずれも沖縄県名護市のキャンプシュワブ沿岸域。