飯盛霊園組合/6月17-19日に申請書/斎場現地建替えDBO | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

関西

飯盛霊園組合/6月17-19日に申請書/斎場現地建替えDBO

 大阪府守口市と門真市、大東市、四條畷市で構成する飯盛霊園組合は4月19日、DBO(設計・施工・運営)方式を導入する「飯盛斎場再整備運営事業」の総合評価一般競争入札を公告した。申請書は6月17日から19日まで、入札書と提案書は9月11日に施設課で受け付ける。プレゼンテーションを経て、10月に落札者を決定する。12月に事業契約を結ぶ。
 参加資格は、設計、建設、火葬炉、火葬炉運転、維持管理、運営の各企業で構成するグループ。建設企業は「建築一式」の経審総合評定値が1000点以上。設計企業は2009年度以降に、火葬炉の新築または増設に関する基本・実施設計を履行した実績。火葬炉企業は09年度以降、同一施設に火葬炉を10基以上納入・設置した実績など。
 業務範囲は事前調査、設計、既存施設解体、新斎場建設、維持管理、運営など。予定価格は84億7666万3000円(税別)。アドバイザーは、パシフィックコンサルタンツと日比谷パーク法律事務所が担当した。
 老朽化が進む飯盛斎場を現地で建て替える。新斎場の規模はRC造延べ3900㎡程度。火葬炉は11基、告別室は6室設ける。このほか、普通車を57台以上、マイクロバスを6台以上駐車できる駐車場も整備する。
 設計施工期間は25年1月から28年12月まで。供用開始は28年4月とし、維持管理・運営期間は49年3月まで。建設地は大阪府四條畷市大字下田原2457の敷地2万5705㎡。