鉄道建設・運輸施設整備支援機構は４月２２日、「北陸新幹線（敦賀・新大阪間）、橋りょう概略設計（令和６年度）」と「北陸新幹線（敦賀・新大阪間）、地上駅概略設計（令和６年度）」の簡易公募型指名競争入札を公告した。２件の参加申請は５月２１日まで電子入札システムで受け付け、６月２０日に開札する。ともにＷＴＯ対象の業務となる。
　橋梁概略設計業務の参加資格は「土木関係建設コンサルタント業務」の認定を受けている単体。２０１４年度以降に径間長５０ｍ以上の連続プレストレスト・コンクリート（ＰＣ）箱桁橋を設計した実績。
　業務内容は長さ１８０ｍの２径間連続ＰＣ箱桁１連、長さ１９０ｍの２径間連続ＰＣ箱桁１連、長さ２６５ｍの３径間連続ＰＣ箱桁１連、ＲＣ橋脚１０基の概略設計。３Ｄモデリングと交差協議資料作成も含む。
　地上駅概略設計業務の参加資格は「土木関係建設コンサルタント業務」の認定を受けている単体。１４年度以降に新幹線鉄道の駅高架橋設計を実施した実績。
　業務内容はラーメン高架橋（１層３径間１連、２層３径間２連、２層６径間１連）、駅１連、ＲＣ橋脚２基の駅高架橋概略設計、駅施設レイアウト検討資料作成。
　２件の委託期間は２５年３月７日まで。