一般業務代行者を募集/松山で10日説明会/一番町一丁目・歩行町一丁目再開発 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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一般業務代行者を募集/松山で10日説明会/一番町一丁目・歩行町一丁目再開発

 一番町一丁目・歩行町一丁目地区市街地再開発準備組合(二神良昌理事長)は、松山市で計画中の同市街地再開発事業における一般業務代行者を募集する。公募型プロポーザルで委託する方針だ。5月10日に松山国際ホテルで説明会を開き、説明会参加が応募の必須条件となる。問い合わせは、同組合一般業務代行者選考事務局・特定非営利活動法人TOMネット(電子メールichidai.senkou@npo-tomnet.jpn.org、電話090-8436-5321(担当者・中))まで。 説明会は午後2時から始まる。募集要項や添付資料などは説明会のみで配布する。参加意向表明は5月17日まで、提案書は6月14日まで受け付ける。質疑応答や同月19日のプレゼンテーションを経て、理事会で決定する。
 応募資格は、コンサルタント会社や設計事務所またはそれらで構成する共同企業体。市街地再開発の2地区以上で代行業務の実績があること。
 概要は、再開発準備組合の事務局業務や事業推進に関するコーディネート、調査設計、計画立案、工事監理など。
 同準備組合は「国際ホテル松山」跡地周辺で再開発を計画している。対象地は、国道11号と市道鮒屋町護国神社前線が交差する約0.7ha。当初計画は14階建ての高層ホテルと29階建ての超高層タワーマンションを一体開発するもので、2019年6月に松山市から都市計画決定を受けていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に21年3月に事業休止を決定した。22年12月に、浅井謙建築研究所のグループ会社であるMPデベロップメントとコンサルタント業務を契約し、再始動した。
 建設費高騰などの影響を考慮しながら、計画変更作業を進めている。