近畿地方整備局/参加申請7月16日まで/神戸三宮駅ターミナル 説明会は4月26日まで受付 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

関西

近畿地方整備局/参加申請7月16日まで/神戸三宮駅ターミナル 説明会は4月26日まで受付

 近畿地方整備局は4月23日、再開発ビルに入るバスターミナルの整備・運営・維持管理を委託する「一般国道2号神戸三宮駅交通ターミナル特定運営事業等」の事業者募集を開始した。5月8日に説明会を開く予定で、申し込みは4月26日まで総務部契約課契約第二係に電子メールで受け付ける。参加申請は7月16日まで同係に持参か郵送で受け付け、9月3、4日に競争的対話を実施する。事業提案書は12月6日まで受け付け、2025年2月に優先交渉権者を特定する。
 参加資格は、事業の実施が可能な単体企業または企業グループ。設計企業は「土木関係建設コンサルタント業務」か「建築関係建設コンサルタント業務」の認定。施工企業は「建築工事」「電気設備工事」「暖冷房衛生設備工事」の経営事項評価点数が各1100点以上。
 雲井通5丁目地区再開発ビル(神戸市中央区雲井通5)の低層部に入る新バスターミナルを対象に、内装施設の設計、施工を委託する。同バスターミナルの運営と、同区雲井通7にある現在の「三宮バスターミナル」の運営も、コンセッション方式で併せて委託する。
 新バスターミナル1期の面積は6820㎡。1階にバス乗降場、2、3階部分に待合空間やチケット売り場、店舗などを設ける。乗降バースは5カ所、待機バースは4カ所設置する。内装整備の参考金額は16億4597万5000円(税込み)。VFM(バリュー・フォー・マネー)は18.9%。事業期間は30年で、内装設計は2026年5月31日、施工は27年8月までにそれぞれ完了させる。