東大阪市/7月中旬に入札公告/新水道庁舎整備BTO | 建設通信新聞Digital

5月18日 土曜日

関西

東大阪市/7月中旬に入札公告/新水道庁舎整備BTO

 大阪府東大阪市は、新水道庁舎整備事業の実施方針を公表した。6月下旬に特定事業に選定し、7月中旬に総合評価一般競争入札を公告する。参加表明書は9月上旬、提案書などの入札提出書類は11月上旬まで受け付け、12月下旬に落札者を決定する。
 参加資格は設計、建設、工事監理、移転支援、統括管理、維持管理の各企業で構成するグループ。建設企業は「建築一式」の経審総合評点が1300点以上であること。建設、設計、工事監理、維持管理の各企業には過去10年間に延べ3000㎡以上の庁舎か事務所に関する各種実績などを求める。
 BTO(建設・譲渡・運営)方式のPFIを導入し、老朽化が進む水道庁舎を移転建て替えする。業務範囲は設計、施工、工事監理、移転支援、統括管理、維持管理。想定規模は、庁舎がRC造3階建て延べ3795㎡、屋外倉庫がS造平屋建て594㎡。屋外駐車場47台や面積525㎡の緑地なども整備する。建設地は荒本1の敷地約4000㎡。災害時に利用できる多目的スペース、水道施設・水質を集中監視できる中央監視設備などを導入する方針だ。アドバイザーは建設技術研究所、竹澤建築設計工房などが担当している。
 設計施工期間は25年2月から27年12月末まで、維持管理期間は43年3月末まで。