本復旧初弾5件公告/機会確保へ能力評価型/北陸整備局能登復興 | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

中部・北陸

本復旧初弾5件公告/機会確保へ能力評価型/北陸整備局能登復興

 北陸地方整備局能登復興事務所は26日、「令和6年能登半島地震」にかかる本復旧工事の初弾を公告した。道路復旧3件と舗装復旧2件の計5件で、同一工種間で一括審査方式を試行する。また、いずれも総合評価方式の賃上げ加点の非対象となっている。これを皮切りに同地震の事業フェーズは次の段階に入っていく。
 道路復旧は、「R6 249号輪島地区道路復旧その6工事」「同その4工事」「R6 249号珠洲地区道路復旧その1工事」の3件。総合評価の自治体実績評価型、企業能力評価型(配置予定技術者の施工能力は評価しない)を適用し、直轄工事の実績を持たない建設企業の受注機会と若手技術者の登用機会を確保する。
 参加要件は一般土木工事Cで、石川県奥能登、中能登土木総合事務所管内に本店か支店、営業所があること。同種工事(道路盛土工事)の実績も求める。
 舗装復旧は、「R6 249号輪島地区舗装復旧その1工事」「R6 249号珠洲地区舗装復旧その1工事」の2件。アスファルト舗装工事Aで、局管内に本店か支店、営業所があること。
 5件ともに申請書は5月14、15日に受け付ける。入札は6月13日。17日に開札する。工期は2025年3月31日まで。